公務公共一般労組定期大会開催 神奈川フィル争議の勝利・解決に向けて新体制スタート

 レポート

 10月24日に第8回公務一般労組定期大会が開催されました。神奈川フィルハーモニー管弦楽団での解雇争議が発生してから初めての大会となります。

 大会に先立ち、公務一般労組の先輩格である東京公務一般労組の小林副委員長の講演があり、今まで多くの自治体・自治体設立団体、業務委託先などでの解雇・雇い止めや住民サービス切り捨てと闘ってきた経験と実践が語られました。

 公務公共関連職場は、雇用・労働条件が厳しいのはもちろんのこと、職場が離れていたり、勤務時間が異なるなど様々な困難な条件がある中で「闘う相手は当該組織の運営者だけでなく、背後にある自治体など本当の相手を明らかにする」「要求の正当性を明らかにする」「職場で労働者を敵と見なさず職場の中から変えていく」「組合内部だけでなく大衆的な闘いを組織いく」という考えに立ち運動を進め、数々の闘争に勝利し、今も闘っている現状を、大いに学びました。

 定期大会では、神奈川フィル、考古学財団労、検定協会、栽培漁業協会などの各分会で取り組んだ春闘要求などのこの一年間の活動の報告・確認を行い、今期の神奈川フィル闘争の勝利に向けた活動を軸とした運動の強化や、各分会での要求前進、より多くの仲間を迎えて組織拡大をはかる方針を採択しました。その後新役員の選挙を行い、新体制のもと団結を誓いました。

委員長:植山英史(考古学財団労組)
副委員長:
 杉本 正(神奈川フィル分会)
 高橋輝雄(県職労連本部)
書記長:蓮池幸雄(県職労連本部)
執行委員:
 天野賢一(考古学財団労組)
 渡辺 外(考古学財団労組)
 布施木憲次(神奈フィル分会)
 滝本哲彦 (神奈フィル分会)
会計監査:
 高橋一枝(本部書記局)
 中村美代子(本部書記局)

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