「危険車両解消」や「執務環境改善」で前進

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 県職労は昨年10月22日に「2013年度神奈川県職労基本要求書」を提出し、「緊急財政対策の具体化における職場合意」「業務量に見合う職員配置と欠員補充」「労働時間短縮」「行政補助員制度廃止」「危険車両解消」「法令違反の不払残業解消・劣悪な執務環境解消」「昇任昇格差別撤回」「職場ハラスメント撲滅」など、職場の切実な要求実現に向けた取組みをすすめてきました。

 交渉は県労連の賃金確定闘争や退職手当削減交渉をはさんで、昨年12月26日(執行部交渉)、1月18日(職場代表者)と積み上げてきましたが、2013年度の予算編成も大詰めを迎えた1月30日に県労務統括官との間で最終交渉が行われました。

 交渉の冒頭、要求前進にむけた緊急署名984筆を提出。前進した回答を強く求めました。

 回答の内容は別表のとおり。緊急財政対策に基づく職場組織再編への職員参加、人員配置、労働時間短縮、不払残業解消など、多くの課題は所属長と部局の問題とするなど労務統括官として主体的な対応を回避し不満の残るものですが、「危険車両解消」や「執務環境改善」で前進した回答を得ることができました。

 職場からの取組みによる回答の前進面に確信をもつとともに、残された要求の前進に向け所属長や部局に対する取組みを強めていきましょう。

詳しい情報は、県職労情報1243号(学習資料のページ)をご覧ください。

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