「県職労基本要求最終交渉」「福利厚生要求回答交渉」結果

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従前の回答の繰り返しに参加者の怒り沸騰/「具体の方策を示せ」「残業不払いは不法行為と徹底を」/「昇任昇格の男女・本庁出先差別やめよ」/「車両要求は前進」

 昨年10月26日に提出した県職労基本要求の最終交渉が1月30日に行われました。

 職場からの「要求署名」1,355筆を提出し、最終交渉に当たって①昇任昇格差別解消、②適切な人員配置、③施設経費確保、④業務上事故の本質的解決、⑤非正規労働者の均等待遇、⑥正規職員補充、⑦人材育成マスタープラン検証、⑧労安法遵守・福利厚生水準維持、⑨メンタル対策・総労働時間短縮、⑩車両更新を重点とし、前進的回答を求めました。

 しかし労務担当局長は一部車両更新においての前向きな回答があったのみで、12月26日回答交渉、1月16日支部代交渉と同様の回答を繰り返し、参加者の怒りは頂点に。

 神田委員長は、

  • 不払い残業について、事前命令が原則と云うが実態は事前命令がどれだけやられているか。みんな知っている。事後入力を規制している職場もある。違法行為をしているという認識で回答を。
  • 昇任昇格について、結果として男女間・本庁出先間で格差があることを“差別的選考はしていない”では済まされない。女性や出先は能力・実績が劣っているということなのか。
  • 人事評価制度の検証は“県労連の場で”というが任命権者でやるべきだ。
  • 行政補助員の“同一職場への再度の応募不可”は総務省公務員部長通知に抵触するということ。その前から主張してきた問題。

 これへの回答を今後の別の場も含めて求めると主張し交渉を終えました。

基本要求最終交渉の回答内容、福利厚生要求回答交渉の結果など、詳しい情報は、県職労情報No.1283(学習資料のページ)をご覧ください。

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