雇用と年金の接続と再任用問題(第1回県労連交渉結果)

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8月30日に県労連は「雇用の年金の接続問題」および「早期退職者制度」についての交渉を行いました。

冒頭、芹沢議長から「両課題について賃金専門小委員会で話し合ってきたが、労使間に大きな乖離がありこれ以上進まないとの報告を受けている。本来あってはならないことである。これらの課題は退職手当削減交渉、給与削減交渉での総合的判断として決着したと判断し、重いことと考えている。このまま平行線で「反故」にされるようでは労使間の信頼関係にひびが入る。本日の交渉で内容を確認したい。」と申し入れました。

その後、石塚労務統括官から、これまでの再任用制度の経過説明があり、「平成14年当初は短時間勤務のみ行政職給料表(1)2級で運用、その後平成18年にフルタイム制度を導入するにあたり行政職給料表(1)5級で運用を開始、現在に至っている。」、国の場合「平成25年3月に当面は現行の再任用制度を用いることを閣議決定された。」、本県においては「当面の措置として現行の再任用制度を用いる。」とし、今年度の人事院報告で「民間では、公的年金が全く支給されない再雇用者の給与水準を一部支給される再雇用者の給与水準から変更しない事業所が多い。」と報告されたことから、県民理解を得るためにも無年金期間であっても現行水準で実施すると提案がありました。

詳しい情報は、県職労情報1252号(学習資料のページ)をご覧ください。

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