10/29いよいよ中労委での審査始まる

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 2014年10月29日、東京・港区にある労働委員会会館で第1回中労委調査が始まりました。

 「良くする会」は代理人あわせて22名が傍聴行動に参加しました。中労委の審査はおおむね次の段階を経て審査が進行します。

①調査:当事者の主張を聴き、争点や審問に必要な証拠の整理等を行う。
②審問:公開の審問廷で、証人尋問等が行われる。
③合議:部会又は公益委員会議による合議で、事実を認定し、この認定に基づいて不当労働行為に当たるか否かを判断し、当事者に命令書を交付する。

 調査の段階は、非公開で調査室に入れるのは、代理人(弁護士)と補佐人のみなので、補佐人申請を行ってからの入室となります。

 第1回調査では、調査室に12名入れましたが、残りの方々は控え室での待機となりました。第1回調査は、申立人(楽団側)、被申立人の両者立会いの下、労働委員の質問に答える形で進行しました。

 労働委員は まず初審(県労委)命令の事実の認定を申立人に聞いたところ、申立人は「個々の事実は認めるが解釈が誤っている」と主張し、「認否の書面は早々に検討する」としました。

 次に証人申請について、申立人は「永井氏(県民ホール責任者で客員指揮者の沼尻氏が神奈川フィル楽員6名の休演を永井氏を通じて命令したとされている)と斉藤氏(神奈川フィル評議員、神奈川フィル分会の評価を知事が報告した評議員会に出席していた)を予定」と発言。

 被申立人代理人である田渕氏は、横浜地裁での証人申請が次回あること、そこでの証人申請をみて次回に申請したい」と発言し、次に双方をよんでの個別の調査となりました。

 楽団側の調査の後、神奈川フィル分会の調査となりました。初めに事件の本質を田渕弁護士が主張し、その後杉本さんからオーケストラでの楽員の技術、音楽的側面については楽員が主体となることなどを主張し、布施木さんは神奈川フィル分会への不当な攻撃の実態を主張しました。

 その後、労働委員から、①横浜地裁の状況、②和解の可能性、③解雇された後の2人の演奏活動の状況、④エキストラとは、⑤経営陣による楽員の歩兵よばわりなどについての調査が行われ、第1回調査が終了しました。第2回調査は12月16日(火)11時~となりました。

【担当委員】公益委員=諏訪康雄氏(法政大学名誉教授・中労委会長)労側委員=齋藤常氏(JAM参与)使側委員=稲永忍氏(ものつくり大学学長、株式会社トーエル特別顧問)


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