6/14・15第26回現業評全国学習交流集会および第25回現業労働学校

 レポート 現業労組

一部の自治体で声を上げるだけでは駄目、全国で声を上げて行こう

6/14・15第26回現業評全国学習交流集会および第25回現業労働学校

この度は、第26回現業評全国学習交流集会および第25回現業労働学校に出席させて頂き、ありがとうございます。

現業評集会では再任用の賃金の問題(52%)が質疑応答で挙げられ、全国の皆さんも大いに関心を向けられておりました。

「再任用職員になったけど仕事は変わらず給与だけ下がるのはおかしい。これを変えて行かなければならないが、当局からは『国の決まりだから変えられない』の一点張り。一部の自治体が声を上げるだけでは駄目、全国で声を上げて行こう」との呼び掛けに対し、会場から賛同の拍手が鳴り響きました。

また、給与表の話があり、一部の自治体では交渉の結果、行2から行1への転換が行われ、大幅に賃金UP(生涯賃金で3千万円UP!)されたとのことです。また、行2から独自の給与表への移行をされている自治体も複数ありました。

近年の物価高や給与カーブ問題(中間層以降の賃金上昇が抑えられている)で、生活が厳しくなっていることもあり、県民サービスの低下が危惧されています(他自治体もその問題を認識しておりました)。県民サービスの質の保護のため、また私たちの生活のために、声を上げ続けなければと改めて感じました。

労働学校では組合の歴史から始まり、模擬団交(団体交渉)を御教授して頂きました。模擬団交では現時点の問題点(給与UPや労働環境の改善)を挙げて交渉に臨みました。応対など、なかなか難しい面もありましたが、「自治体職員・県民の声・組合」の3つの声を合わせれば良い交渉の結果になると感じました。

微力ではありますが、今回の勉強会の経験を組合活動へ活かしていきます。(現業労組執行委員)

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